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2014年9月7日日曜日

亜鉛でアンチエイジング その3

活性酸素は老化の原因となります。

亜鉛は活性酸素を分解する抗酸化物質 SOD の材料です。

Superoxide dismutase 略して SOD (スーパーオキサイドディスムターゼ:細胞内に
発生した活性酸素を分解する酵素「抗酸化酵素」)

いかに活性酸素の働きを抑え込むかが、老化のスピードをコントロールするカギだと言われています。

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活性酸素とは大気中の酸素よりも活性化された酸素およびその関連分子で、酸素原子を含む反応性の高い化合物の総称。

活性酸素と酸化ストレス
地球をとりまく大気には、約21%の酸素が含まれています。生物はその酸素を利用することで様々な機能を獲得し、生命を維持してきました。酸素の一部は不安定で、多くの物質と反応しやすい活性酸素に変化します。この活性酸素は細胞を傷つけ、老化・癌・動脈硬化・その他多くの疾患をもたらす重要な原因となります。そのため生物にはこの活性酸素の害を防御する抗酸化作用がそなわっています。この酸化ストレスと抗酸化作用のバランスが健康を守る鍵となります。一方で活性酸素はその細胞傷害ばかりに目が向けられがちですが、細胞内での情報伝達や代謝の調節、免疫など、さまざまな重要な生理的機能を有しています。

過酸化脂質
中性脂肪やコレステロールなどの脂質が活性酸素によって酸化されたもの。
がんや老化・動脈硬化などを引き起こす。
酸化された脂質の総称で、体にとって有毒となる物質です。
体内で中性脂肪から活性酸素により酸化した過酸化脂質は、細胞の中で新たに活性酸素やフリーラジカルを作り、更なる過酸化脂質を発生させてしまいます。
血管内にたまったLDLコレステロールが酸化して発生した過酸化脂質は、動脈硬化などの原因となります。また皮脂が酸化してできた過酸化脂質は、皮膚の細胞を傷つけ、色素沈着やシワの原因を作るといわれています。

厚生労働省 メタボリック症候群が気になる方のための健康情報サイトより
e-ヘルスネット > 情報提供 > 栄養・食生活 > 生活習慣・生活環境と食事 > 活性酸素と酸化ストレス

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活性酸素を分解する材料となる亜鉛は積極的にとりたいミネラルですね。 私が選んだ亜鉛サプリメントは
吸収率がいい、さらに体内で利用されやすい、それでいて価格も安い

Now Foods, L-OptiZinc, 30 mg, 100 Capsules

アメリカの iherb を利用して個人輸入が安いですよ
60ドル以上の注文で佐川急便での送料が無料今月末まで(9月30日まで)



すべてのサプリメントについて言えることですが
体質や体調により、まれに発疹などのアレルギー症状が出る場合があります。また体質や体調により、
体に合わない場合(胃部不快感など)があります。その場合は、摂取を中止してください。
薬を服用あるいは通院中または妊娠・授乳中の方は、医師または薬剤師にご相談ください。

アンチエイジング、健康的なダイエットの基本は食事と適度な運動、睡眠です。
サプリだけで健康は維持できません。運動も、やりすぎはダメです。


ダイエット きっかけ 健康的 アンチエイジング


2014年9月3日水曜日

亜鉛で元気に回復 その3 排泄

前回は亜鉛の吸収について書いたので、今回は亜鉛の排泄。

まず亜鉛の摂取量を
平成24年11月に実施した「国民健康・栄養調査」の結果
20歳以上1人1日あたり平均値として8.0mgでした。

亜鉛は、性別・体格・年齢により変わりますが
体内に約2,000mg(2g)存在しています。

亜鉛の排泄は、未吸収の亜鉛や腸管粘膜の脱落、
膵液の分泌などに伴う体内亜鉛(内因性亜鉛)の
糞便中への排泄(約90%)によって主に行われています。

その次に多いのが尿と汗での排泄です。
他にも排泄経路がありますがわずかです。

また男性には射精による亜鉛の排泄(消費といったほうがいいかな)があります。

亜鉛の排泄量は糞便中に約10mg、尿中に0.3~0.5mg
男性は1回の射精により約1mg亜鉛を失います。

続きます

アンチエイジング、健康的なダイエットの基本は食事と適度な運動、睡眠です。
サプリだけで健康は維持できません。運動も、やりすぎはダメです。
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2014年9月1日月曜日

酵素ダイエットはありえない その2

前回医薬品として発売されていた酵素でさえ製造販売が中止になったと
書きましたが、では医薬品の消化酵素ってどうなのっていう疑問がわくと思います。

おもに炭水化物(でんぷん)の消化を助けるジアスターゼは
強酸や強アルカリ性では作用しないだけでなく破壊されてしまいます。
ジアスターゼは胃の中において食物が胃液と混合して強酸性にならないうちに
作用しています。(食べ物が胃液と十分混ざる前に作用)
その後胃内pHの低下とともに変性,不活化したジアスターゼはタンパク質として消化されます。

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たん白質、炭水化物及び脂肪の消化を助けるパンクレアチンは
プロテアーゼ、アミラーゼ、リパーゼ、トリプシン、キモトリプシン、
カルボキシペプチターゼ、リボヌクレアーゼなどの多くの酵素を含有しています。
しかしトリプシン、アミラーゼ、リパーゼなどは胃液によって破壊されてしまいます。

このように消化酵素もpHによって失活(変性して活性を失う、働かなくなる)してしまいます。

そのため、いろいろな消化酵素が配合されている医薬品(消化薬)では
胃で失活する消化酵素は腸で溶けるように
酸性領域に活性pH域を有する消化酵素は胃で溶とけるように
工夫されています。

酵素はphによって失活(変性して活性を失う、働かなくなる)してしまうので、
腸で溶けるなど工夫がないと消化されてしまい全く役に立ちません。

亜鉛と酵素の話からから脱線しましたので酵素ダイエットについては終了。

アンチエイジング、健康的なダイエットの基本は食事と適度な運動です。
サプリだけで健康は維持できません。運動も、やりすぎはダメです。

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2014年8月31日日曜日

酵素ダイエットはありえない その1(酵素を補給して酵素を節約する?意味不明)

前回、重要なポイントは 亜鉛と酵素 と書いたので

補足として

私の独断ですが酵素ダイエットについて、酵素をただ飲むだけで痩せるなんてありえません。
酵素の節約や酵素の補給で長寿もありえません。

酵素はタンパク質です。
熱やphによって失活(変性して活性を失う、働かなくなる)してしまいます。
酵素を食べて、胃や腸などで失活、分解されることなく吸収され、
血流にのって目的臓器に到達し効果を発揮できるかというと
そんなことはありえないというのが生化学の常識です。

高価な酵素を買う必要はまったくありません。
酵素ダイエット「ただ飲むだけ」で痩せる、ありえません、騙されないようにね。


酵素を服用した場合、消化管で分解されることなく吸収され、血流に乗つて目的臓器に到達し、効果を発揮できるのでしょうか? そんなことはありないというのが、生化学会の常識です。

医薬品として承認されていた武田薬品工業の消炎酵素セラペプターゼさえ
臨床試験でプラセボ群に対する有意な効果を示すことができず
自主回収、ジャンバイ中止となっています。
「蛋白分解酵素薬」「消炎酵素薬」等の酵素薬では
ブロメラインは製造中止、リゾチーム塩酸塩では一部の適応症の削除
プロナーゼ、リゾチーム塩酸塩は有効性を再度確認する方針を企業自身が決定しています。
有効性の検証などが難しいなどとしてセミアルカリプロティナーゼは販売中止。

医薬品として認められている(いた)ものでも酵素製剤はこのような状況です。

続きます

アンチエイジング、健康的なダイエットの基本は食事と適度な運動です。
サプリだけで健康は維持できません。運動も、やりすぎはダメです。
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